通信系編集部ディレクター。通信系メディアの編集を3年以上経験しており、そこで得た通信のお得な情報をプロ目線で発信。ぜひ、この記事を読んでいただき、毎日の通信料金を安く、通信環境を快適にしてください!
通信系メディアディレクター 毛利浩一郎
「安いWi-Fiで一人暮らしに向いてるものはないだろうか…」
「安いWi-Fiでも問題なく使えるだろうか…」
一人暮らしをするなら、なるべく安いWi-Fiを選びたいですよね。
本記事では、一人暮らしに向いている安いWi-Fiを紹介します。
今まで様々なWi-Fiを使ってきた私が解説いたします。
本記事を読み終える頃には、一人暮らしにピッタリな安いWi-Fiが見つかるでしょう。
一人暮らしにピッタリのWi-Fiを見つけましょう!
サービス名 | 月額料金 | データ容量 | 詳細 |
---|---|---|---|
home 5G | 4,950円/36ヶ月 | 無制限 | 公式サイト |
SoftBank Air | 2,970円/36ヶ月
(25ヶ月目以降5,368円) |
無制限 | 公式サイト |
カシモWiMAX | 4,818円/36ヶ月 | 無制限 | 公式サイト |
一人暮らしのWi-Fi選びで見るべき点
一人暮らしのWi-Fiを探す場合はいくつかの要素を見ておく必要があります。
Wi-Fi選びで見るべき点は以下の3つです。
1つずつ解説します。
Wi-Fiの月額料金
安いWi-Fiを選ぶ以上、月額料金は必ず見るべき点です。
一般的な月額料金は2,000円〜5,000円程です。
一人暮らしにとっては小さな額ではないので、適切なWi-Fiを選ぶ必要があります。
自分の金銭的な余裕が持てる範囲を考えてWi-Fiを選びましょう。
Wi-Fiの通信速度
Wi-Fiの通信速度も必ず見るべき点です。
せっかくWi-Fiを契約したのに、速度が物足りない、繋がりにくいという事態が発生しかねません。
例えば、オンラインゲームのような通信速度が必要な場合、値ははりますが光回線が適切です。
Wi-Fiの使い道を整理した上で、適切なWi-Fiを選びましょう。
一人暮らしをする地域
一人暮らしをする地域はよく確認する必要があります。
光回線の場合は工事を行って回線を通すので、問題ないです。
しかし、ホームルーターやポケット型Wi-Fiの場合は地方と都心部で通信速度が大きく変わります。
例えば、ホームルーターは都心部の場合は5G通信が使えますが、地方の場合は4G通信しか使えません。
自分が一人暮らしをする地域を確認した上で、適切なWi-Fiを検討しましょう。
住む地域によってホームルーターの性能は全く違います
一人暮らしのWi-Fiにはどんな種類がある?
Wi-Fiの中でも主に3種類存在します。
それぞれ解説しますので、自分にあったものを検討しましょう。
Wi-Fiの種類は以下の3つです。
1つずつ解説します。
光回線:平均価格4,000~6,000円
速度を求める場合は光回線が一番早いです。
しかし、工事を行う必要がある分価格は高くなります。
光回線は工事を行って直接回線を繋げますので、地方や都心部といった地域的な制限はありません。
地方に住む場合は光回線が適切でしょう。
ホームルーター:平均価格4,000~5,000円
ホームルーターは価格と性能が一番一人暮らしに向いています。
光回線との大きな違いは工事が必要ないところで、コンセントに挿すだけで利用を開始できます。
価格は平均4,000〜5,000円ですが、キャンペーンが豊富で活用すると大きな割引が利用できます。
しかし、ホームルーターは工事が必要ない分通信速度が特別速いわけではないです。
メールや電話などの一般的な使い方は問題なくできますが、オンラインゲームは難しいです。
Wi-Fiを使う目的を整理した上で検討しましょう。
ポケット型WiFi:平均価格2,000~5,000円
価格でみるとポケット型Wi-Fiが一番安く、平均2,000〜5,000円です。
工事の必要がなく、持ち運びもできるので、利便性は一番高いでしょう。
しかし、通信エリアや速度制限は大きいです。
ポケット型Wi-Fiは電話と同じ電波で通信を行うので、屋外で電話が繋がらない場面ではポケット型Wi-Fiも繋がりません。
外出する機会がそこまで多くない場合は別のWi-Fiを選ぶほうが適切です。
本記事で一人暮らしにおすすめするのはホームルーター
本記事のおすすめWi-Fiはホームルーターです。
ホームルーターは価格が特別高いわけでもなく、性能的に十分でしょう。
また、コンセントに挿すだけで利用を開始できる点も魅力的です。
例えば、一人暮らしの場合賃貸がメインなので、工事をする必要なく設置できるのは退去費用を抑えることに繋がります。
長期的に見るとホームルーターの方が安くすむでしょう。
賃貸の部屋と相性の良いものにしましょう!
一人暮らしでホームルーターを使うメリット
ホームルーターのメリットを紹介します。
メリットを理解したうえで、適切なホームルータを選びましょう。
1つずつ解説します。
工事不要で光回線より簡単に設置できる
ホームルーターの一番の特徴は、工事の必要がない点です。
ホームルーターの場合はコンセントに挿すだけで簡単に利用の開始ができます。
光回線は工事の必要があり、実際に購入してから使い始めるまで時間がかかってしまいます。
賃貸で工事をしたくない場合はホームルーターが適切でしょう。
通信量が無制限でポケット型Wi-Fiより手軽に使える
ホームルーターの通信量はどのプランでも基本無制限です。
通信量が無制限のため、好きなだけ使っても月々の支払いは変わりません。
ポケット型Wi-Fiの場合は月々の通信量が決まっていることが多く、超えた通信量は追加で払う必要があります。
家にいる時間が長かったり、光回線ほどの通信速度を求めていない方はホームルーターが適切でしょう。
工事の必要がないので引っ越しが簡単にできる
ホームルーターは工事の必要がない分、引っ越しが簡単にできます。
新しい住所をホームルーターのサイトで登録するだけで引っ越しができます。
光回線の場合は工事を行っているため、引っ越し先で再び工事を行う必要があり、前の家の退去工事にも立ち会う必要があります。
引っ越しが多い方の場合はホームルーターを選ぶのが適切でしょう。
一人暮らしでホームルーターを使うデメリット
一人暮らしでホームルーターを使うメリットに加えて、デメリットも紹介します。
デメリットも踏まえた上で、ホームルーターの購入を検討しましょう。
ホームルーターのデメリットは以下の3つです。
1つずつ解説します。
光回線ほどオンラインゲームに向いていない
ホームルーターは光回線ほどオンラインゲームに向いていません。
メールや電話といった一般的な使い方の場合は問題なく使えます。
しかし、オンラインゲームはより速い通信速度が必要な場面では性能的に物足りません。
特に速い通信速度が必要な使い方をする予定がない場合はホームルーターで十分でしょう。
住んでいるエリアによってホームルーターの性能が大きく変わる
ホームルーターは住んでいる地域によって性能が大きく変わります。
ホームルーターの4G通信エリアは全国の99%で利用できます。
しかし、4Gより速い5Gの通信エリアは都心部が中心になります。
地方に住む場合はホームルーターの性能がフルに活かせませんが、一般的な使い方をする場合は問題なく使えます。
自分が一人暮らしする地域をよく見た上でホームルーターを購入しましょう。
特別安いわけではないのでポケット型Wi-Fiに価格で負ける
ホームルーターの値段は光回線ほど高くないが、ポケット型Wi-Fiほど安いわけではないです。
ホームルーターの平均価格が4,000〜5,000円のところ、ポケット型Wi-Fiの平均価格は2,000〜5,000円です。
しかし、ホームルーターは各キャリアでキャンペーンが多く、実質無料になるケースが多いです。
キャンペーンを活用すればポケット型Wi-Fiより安く利用できるので、気になった機種のキャンペーン情報をよく確認しましょう。
一人暮らしの間取り別おすすめWi-Fi
Wi-Fiは一人暮らしをする部屋の間取りによっておすすめが変わります。
メジャーな間取り別で紹介するので、一人暮らしする予定の間取り別にWi-Fiを決めましょう。
おすすめのWi-Fiを紹介する間取りは以下の2種類です。
1つずつ解説します。
ワンルームや1K など一部屋の場合
ワンルームや1K など一部屋の場合はホームルーターがおすすめです。
Wi-Fiの電波は障害物に弱いので、壁の少ない間取りだとホームルーターがおすすめです。
しかし、ホームルーターが出せる通信速度を最大にしても、オンラインゲームをプレイするのは難しいです。
一人暮らしをする部屋の間取りを確認した上でホームルーターの購入を検討しましょう。
1DK、1Kぐらいの広さならホームルーターで十分ですね!
1LDKなど2部屋以上の場合
1LDKなど2部屋以上の場合は光回線がおすすめです。
1LDK以上の広さの場合は壁が多いので、Wi-Fiの電波が不安定になります。
ホームルーターでも、部屋のドアを開けたり、障害物をどけたりすることで電波を上手く届けることはできます。
しかし、ホームルーターは安定しないので、光回線に劣ります。
一人暮らしにおすすめの安いWi-Fi5選
一人暮らしにおすすめの安いWi-Fiを5つ紹介します。
自分が求めているのに近いものを選びましょう。
紹介するWi-Fiは以下の5つです。
それぞれの料金は以下のとおりです。
端末+プラン料金 | 端末完済後 | |
home 5G | 4,950円/36ヶ月 | 3,850円 |
SoftBank Air | 2,970円/36ヶ月(25ヶ月目以降5,368円) | 5,368円 |
Rakuten Turbo | 866円/48ヶ月(7ヶ月目以降4,840円) | 3,974円 |
カシモWiMAX | 4,818円/36ヶ月 | 4,818円/36ヶ月or解約 |
BIGLOBE WiMAX | 3,278円/24ヶ月 | 4,928円 |
※価格はすべて税込み価格です。
すべてのプランでデータ通信量使い放題なので、自分が求めているホームルーターに近い物を選びましょう。
1つずつ解説します。
自分にあった物を選びましょう!
home 5G:スマホとセットで更にお得になる
home 5GはNTTドコモのホームルータープランのため、ドコモユーザーにおすすめのプランです。
home 5Gはホームルーターの契約と一緒にスマホを契約することで、月額1,100円安くできます
料金は以下のとおりです。
端末+プラン料金 | 端末完済後 | |
home 5G | 4,950円/36ヶ月 | 3,850円 |
home 5Gの価格は安くないですが、スマホと一緒に契約することで高くても3,850円に抑えることができます。
また、通信エリアは4G LTEの場合全国の99%利用できるので、通信エリア外で契約できない心配はありません。
Soft Bank Air:分割払いの選択肢が多い
SoftBank Airはソフトバンク株式会社のホームルータープランのため、ソフトバンクユーザーにおすすめのプランです。
SoftBank Airの特徴は分割払いの選択肢が豊富でして、「12回・24回・36回・48回・60回」の中から選べます。
しかし、ホームルーターの料金の割引は36ヶ月分しかされないため、48回と60回の分割払いはおすすめしません。
36ヶ月分割の料金は以下のとおりです。
端末+プラン料金 | 端末完済後 | |
SoftBank Air | 2,970円/36ヶ月(25ヶ月目以降5,368円) | 5,368円 |
端末料金を支払う24ヶ月間は月額が3,000円を下回りますが、25ヶ月目からいきなり月額が5,000円以上に増えます。
しかし、SoftBank Airも端末とのセット割で月々の料金を安くできます。
ソフトバンクユーザーの場合は毎月1,100円、ワイモバイルユーザーの場合は毎月1,650円スマホの通信量が安くなります。
端末代は安くならないですが、スマートフォンの料金が安くなるので、支払い自体は安くなります。
Rakuten Turbo:楽天ポイントで料金を支払う事ができる
Rakuten Turboは楽天モバイルのホームルータープランのため、楽天ユーザーにおすすめのプランです。
Rakuten Turboは他のホームルーターにない特徴として、支払いに楽天ポイントが使えます。
料金は以下のとおりです。
端末+プラン料金 | 端末完済後 | |
Rakuten Turbo | 866円/48ヶ月(7ヶ月目以降4,840円) | 3,974円 |
最初の6ヶ月はRakuten Turboの月額が一番安いです。
Rakuten Turboの月額が安い理由は、最初の6ヶ月間プランの料金がかからないからです。
7ヶ月目から月額が高くなりますが、楽天ポイントを使うことで月額を安くすることができます。
普段から楽天のサービスを使っている方は、Rakuten Turboの契約がおすすめです。
カシモWimax:必須のオプションがなくて料金がずっと変わらない
カシモWiMAXはKDDI株式会社の端末を、カシモ経由で購入するプランです。
カシモWiMAXは、購入する際にオプションでスマホやプランに加入する必要がありません。
料金は以下のとおりです。
端末+プラン料金 | 端末完済後 | |
カシモWiMAX | 4,818円/36ヶ月 | 4,818円/36ヶ月or解約 |
カシモWiMAXの月額は契約した月から変わることがありません。
しかし、カシモWiMAXは36ヶ月間という縛りがあります。
カシモWiMAXは36ヶ月間契約し続けないと違約金が発生します。
2、3年Wi-Fiを変える予定がない方におすすめです。
BIGLOBE WiMAX:契約解除料がない
BIGLOBE WiMAXはKDDI株式会社の端末を、BIGLOBE経由で購入するプランです。
BIGLOBE WiMAXの特徴は契約解除料がない点です。
解除時点の端末料金の残りはかかりますが、プランの違約金などはありません。
料金は以下のとおりです。
端末+プラン料金 | 端末完済後 | |
BIGLOBE WiMAX | 3,278円/24ヶ月 | 4,928円 |
BIGLOBE WiMAXの月額料金は他のホームルーターと比べると高いです。
しかし、ホームルーターはKDDI株式会社のものですので、auスマホとUQスマホユーザーの場合は割引があります。
auスマホとUQスマホユーザーの場合は月額最大1,100円割引されるので、月の支払いが安くなります。
一人暮らしでWi-Fiはそもそも必要?
一人暮らしにWi-Fiは必須です。
一人暮らしをする方の生活スタイルにもよりますが、一般的にWi-Fiがなければ生活での制限は大きくなります。
一人暮らしでWi-Fiが必要な方とそうでない方の特徴を紹介するので、自分はWi-Fiが必要かどうか確認しましょう。
自分がWi-Fi必要かどうか確認しましょう!
一人暮らしでWi-Fiが必要な人
一人暮らしでWi-Fiが必要な人の特徴を紹介します。
特徴をみて自分が一人暮らしでWi-Fiが必要かどうか確認しましょう。
一人暮らしでWi-Fiが必要な人の特徴は以下の2つです。
1つずつ解説します。
一人暮らしの家にいる時間が長い
一人暮らしの家にいる時間が長い人はWi-Fiが必要です。
家に長くいるだけインターネットが必要になるので、Wi-Fiは必須です。
例えば、在宅ワークがメインの仕事の場合は一日のほとんどを家ですごすので、Wi-Fiがないと仕事になりません。
自分の生活スタイルにあったWi-Fiを選びましょう。
一人暮らしでオンラインゲームをプレイする人
一人暮らしでオンラインゲームをプレイする場合はWi-Fiが必要です。
スマホゲームなどのインターネットが必要ないものの場合は問題ありません。
しかし、オンラインゲームの場合はWi-Fiがないとゲームが始まらないので、必ず購入しましょう。
どうしてもオンラインゲームをプレイしたい場合は光回線の方が適切ね
一人暮らしでWi-Fiが必要ない人
一人暮らしでWi-Fiが必要ない人の次は、必要ない人も紹介します。
自分が必要かどうあ検討する際の参考にしましょう。
一人暮らしでWi-Fiが必要ない人の特徴は以下の2つです。
1つずつ解説します。
一人暮らしで外出の頻度が多い人
外出の機会が多い人は特にWi-Fiがなくても問題ないでしょう。
一人暮らしの大学生や社会人の場合は、ほとんどの学校や職場にWi-Fiがあるので、家にいない分をカバーできるでしょう。
どこに行ってもWi-Fiが完備されていて便利になりましたね
スマートフォン以外でインターネットを使わない人
スマートフォン以外でインターネットを使わない場合は、Wi-Fiがなくても困りません。
例えば、スマートフォンしかインターネットを使わない場合は、ギガ数の多い携帯プランで代用している人も少なくないです。
インターネットを使う場面を整理したうえでWi-Fiがいるのか検討しましょう。
安いWi-Fiに関するよくある質問
安いWi-Fiに関するよくある質問を紹介します。
自分の思っている安いWi-Fiに関する疑問をここで解消しましょう。
よくある安いWi-Fiに関するよくある質問は以下の3つです。
1つずつ解説します。
ホームルーターの通信速度は問題ない?
ホームルーターの通信速度は問題なく使える程度です。
電話やメールといった一般的な使い方の場合は、問題なく使えます。
しかし、オンラインゲームをプレイする場合は通信速度が足りません。
電話やメールよりも通信速度が求められる場合は光回線の方が適切です。
ホームルーターの月額料金は平均どれぐらい?
ホームルーターの月額料金は平均4,000〜5,000円です。
しかし、キャンペーン等を利用することで安くできます。
例えば、home 5Gの場合は月額4,950円ですが、スマホと一緒に契約することで3,850円に抑えることができます。
Wi-Fiに限らず、スマホも新しくすることを視野にWi-Fiを選びましょう。
キャンペーン情報はよく確認しておこう!
ポケット型WiFiは外出を良くする場合はおすすめ?
外出を良くする場合はポケット型Wi-Fiを買うのも一つの選択です。
しかし、ポケット型Wi-Fiは電話と同じ電波を受信しているので、スマホが繋がらないところでは機能しません。
スマホで毎月使えるギガ数を増やすという選択もあるので、自分の生活のスタイルに合った形のWi-Fiを選びましょう。
まとめ
一人暮らしにおすすめの安いWi-Fiを紹介しました。
通信速度にこだわりたい人は光回線で問題ないですが、コスパで選ぶならホームルーターが一番おすすめです。
一人暮らしを始めたばかりであまりお金を使いたくない場合は、キャンペーンを駆使してお得にホームルーターを手に入れましょう。