通信系編集部ディレクター。通信系メディアの編集を3年以上経験しており、そこで得た通信のお得な情報をプロ目線で発信。ぜひ、この記事を読んでいただき、毎日の通信料金を安く、通信環境を快適にしてください!
通信系メディアディレクター 毛利浩一郎
「レンタルWi-Fiにはどんな種類があるんだろう…」
「レンタルWi-Fiでも旅先で快適にすごせるかな…」
せっかく旅行するなら、Wi-Fiで悩みたくないですよね。
本記事では、レンタルWi-Fiはどれが良いのか解説します。
今まで北海道から沖縄まで旅行で行った私が解説するので、きっと参考になるでしょう。
これから旅行を計画している方は必見の内容です。
旅行先にあったレンタルWi-Fiを選びましょう!
サービス名 | 1ヶ月の料金 | データ容量 | 詳細 |
---|---|---|---|
Wi-Fiレンタルどっとこむ | 7,430円(1日239円) | 無制限 | 公式サイト |
NETAGE | 6,930円(1日223円) | 無制限 | 公式サイト |
Wi-FiレンタルJAPAN | 6,800円(1日219円) | 無制限 | 公式サイト |
レンタルWi-Fiとは
レンタルWi-Fi(ワイファイ)とは、一定期間だけ携帯型のWi-Fiルーターをレンタルするサービスのことです。
使用用途は旅行や引っ越しなど一時的に高速のインターネットが必要なときにレンタルします。
これから国内や海外への旅行を計画している方におすすめのサービスです。
レンタルWi-Fiで見るべき点
Wi-Fiをレンタルする際に見るべき点について紹介します。
自分がWi-Fiをレンタルする際によく見ておきましょう。
レンタルWi-Fiの見るべき点は以下の4つです。
1つずつ解説します。
1.Wi-Fiを即日レンタルできるかどうか
レンタルWi-Fiは即日レンタルできるものとできないものがあります。
即日のレンタルWi-Fiは主に空港や店舗でその場で注文して受け取れる場合が多いです。
インターネットでの注文で速いものもありますが、注文してから発送される関係で注文したその日は手に入りません。
例えば、突然の出張でWi-Fiが必要になった場合にインターネットで注文すると、出張当日までに届かない可能性があります。
自分の予定を確認しつつ、その場でレンタルできる物を選びましょう。
2.レンタルWi-Fiのデータ容量
レンタルWi-Fiはプランによって使えるデータ容量が違います。
契約しているプランの通信量を超えてしまうと、速度制限にかかったり、追加料金が発生したりします。
例えば、1ヶ月レンタルする場合は通信量がかなり必要になので、データ通信量無制限のプランが適切でしょう。
レンタル期間によって必要になるデータ容量は大きく変わるので、プランを契約する際は必ず確認しましょう。
通信量の利用は計画的にしましょう!
3.通信の対応エリア
レンタルWi-Fiはどこでも使えるわけではありません。
レンタルWi-Fiは携帯と同じ電波を使って通信を行っています。
携帯と同じ電波を使う都合上、携帯が使えない場所ではレンタルWi-Fiも使えません。
例えば、山奥や海上などの電波がないところで携帯が使えないように、レンタルWi-Fiも電波が拾えないので使えません。
自分の使用する目的や場所を考えた上でWi-Fiをレンタルしましょう。
4.バッテリー持続時間
レンタルWi-Fiは製品によってバッテリーの持続時間や充電時間が違います。
レンタルWi-Fiの充電が切れてしまうと通信が途絶えるため、使用できる時間は見るべき重要な点です。
例えば、外で長時間使う予定なのに数時間しかバッテリーが持たないものをレンタルしてしまうと、途中で充電が切れてしまいます。
旅行先や出張先でWi-Fiが必要な時間を確認した上でレンタルしましょう。
レンタルWi-Fiのメリット
レンタルWi-Fiのメリットを紹介します。
メリットを確認した上でWi-Fiのレンタルを検討しましょう。
レンタルWi-Fiのメリットは以下の3つです。
1つずつ解説します。
1.高速で安定した通信
レンタルWi-Fiは多くの場合、高速で安定した通信を提供できます。
公衆のWi-Fiに比べて速度が速く、接続も安定しているため、ストレスなくインターネットを利用できます。
公衆のWi-Fiは安定していなかったり、安全性の面で危なかったりします。
公衆のWi-Fiを使うのに抵抗がある方や、旅先で通信速度が遅くてストレスを感じたくない方におすすめです。
2.旅先でのセキュリティ向上
レンタルWi-Fiは個人専用の接続なので、公衆Wi-Fiと比較してセキュリティリスクが低くなります。
特に、オンラインバンキングや機密性の高い情報をやり取りする際に安心です。
例えば、出張先で会社のパソコンを利用する場合、会社のパソコンで公衆のWi-Fiに接続するのは危険です。
旅先での安全面も考えて、レンタルWi-Fiをおすすめします。
公衆のWi-Fiには注意しよう!
3.複数のデバイスの同時接続
レンタルWi-Fiは複数の端末に接続できます。
家族や友達との旅行で使えるのはもちろん、パソコンやタブレットなどのWi-Fiがないと使えないものも接続できます。
出張先でパソコンに加えてスマートフォンやタブレットを接続したい時に役立ちます。
自分が旅先で使う機材を確認した上で、Wi-Fiのレンタルを検討しましょう。
レンタルWi-Fiのデメリット
レンタルWi-Fiのメリットに加えて、デメリットも紹介します。
メリットとデメリットを踏まえた上で、Wi-Fiのレンタルを検討しましょう。
1つずつ解説します。
1.データ制限と追加料金
多くのレンタルWi-Fiのプランには、データ使用量の上限が設定されています。
データ通信量の制限を超えると、通信速度が大幅に低下したり、追加料金が発生したりします。
特に、動画ストリーミングや大容量ファイルのダウンロードを頻繁に行う利用者にとっては、予想外の高額請求につながる可能性があります。
例えば、旅先でNetflixなどのサービスを長時間使ってしまうと、あっという間にデータ通信量が容量を超えてしまいます。
みたい動画や作品を事前にダウンロードしておくなどの工夫をして、データ通信量が超えないように注意しましょう。
2.端末の性能と信頼性
レンタルWi-Fiは多くの人が使用するため、経年劣化や不具合のリスクが高いです。
レンタルWi-Fiのバッテリーの持ちが悪くなっていたり、接続が不安定だったりする古い機器を引き当てる可能性があります。
使い古されたWi-Fiをレンタルしてしまった場合、期待通りの通信が得られず、重要な仕事に支障をきたす恐れがあります。
その場でレンタルができるサービスを利用した場合、性能を確認してから出かけるようにしましょう。
3.返却手続きの煩わしさ
レンタルWi-Fiは、レンタル期間終了後の返却手続きが面倒な場合があります。
旅行から帰ってきてすぐに返却しなければならない場合、疲労がある中で手続きを行う必要があります。
また、返却が遅れると追加料金が発生することもあるため、管理の面で負担が増える可能性があります。
Wi-Fiをレンタルする場合は、返却方法や返却期間を確認した上でレンタルするようにしましょう。
おすすめの国内用レンタルWi-Fi5選
国内でWi-Fiをレンタルする際におすすめのサイトを紹介します。
レンタルWi-Fiはレンタルできる機種が決まっているため、レンタルをする際に使うサイトが大切です。
当記事でおすすめの国内用レンタルWi-Fiのサイトは以下の5つです。
1つずつ解説します。
1.Wi-Fiレンタルどっとこむ:即日発送される
Wi-Fiレンタルどっとこむは、株式会社ビジョンが運営する国内最大級のWi-Fiルーターレンタルサービスです。国内外の旅行者向けに、手軽で高速なインターネット環境を提供しています。
Wi-Fiレンタルどっとこむは最新のポケットWi-Fiから海外対応モデルまで、幅広い機種のラインナップを揃えています。
料金は以下のとおりです。
サイト名 | 1ヶ月の金額 | データ量 |
Wi-Fiレンタルどっとこむ | 7,430円(1日239円) | 無制限 |
Wi-Fiレンタルどっとこむはオンライン予約が可能で、空港カウンターや宅配での受取に対応しています。
また、利用日数に応じた柔軟な料金プランが用意されており、長期での利用はさらにお得です。
2.NETAGE:レンタルできるWi-Fiの種類が豊富
NETAGEは、株式会社グローバルオーシャンが運営するレンタルWi-Fiサービスです。
NETAGEは国内外の旅行者向けに、高品質で安全なインターネット環境を提供しています。
料金は以下のとおりです。
サイト名 | 1ヶ月の金額 | データ量 |
NETAGE | 6,930円(1日223円) | 無制限 |
NETAGEは最大20時間の連続使用が可能で最大10台まで同時接続できるルーターを提供しています。
短期から長期まで様々なプランを用意しているため、自分のスケジュールに合ったプランでレンタルできます。
3.Wi-FiレンタルJAPAN:返却不要のSIMカードが使える
Wi-FiレンタルJAPANは、株式会社グローバルWiFiが運営する、日本国内向けのWi-Fiルーターレンタルサービスです。
Wi-FiレンタルJAPANは国内旅行者や訪日外国人観光客向けに、手軽で高速なインターネット環境を提供しています。
料金は以下のとおりです。
サイト名 | 1ヶ月の金額 | データ量 |
Wi-FiレンタルJAPAN | 6,800円(1日219円) | 無制限 |
Wi-FiレンタルJAPANは47都道府県で利用でき、データの通信制限がありません。
Wi-FiレンタルJAPANは国内の旅行や出張との相性が良いため、海外旅行でない場合は検討しましょう。
4.e-ca:16時までの注文で即日発送
e-caは、株式会社D-Linkが運営するWi-Fiルーターのレンタルサービスです。
e-caは国内外の旅行者やビジネスユーザー向けに、高品質で安全なインターネット環境を提供しています。
料金は以下のとおりです
サイト名 | 1ヶ月の金額 | データ量 |
e-ca | 7,430円(1日239円) | 無制限 |
e-caは特徴として法人むけのWi-Fiレンタルも行っています。
国内旅行に限らず、出張の際も役立つのでおすすめです。
5.88モバイル:レンタルから返却までオンラインで完結
88モバイルは、株式会社WoWが運営するWi-Fiルーターのレンタルサービスです。
88モバイルは国内外の旅行者やビジネスユーザー向けに、リーズナブルな価格で高品質なインターネット環境を提供しています。
料金は以下のとおりです。
サイト名 | 1ヶ月の金額 | データ量 |
88モバイル | 7,500円(1日242円) | 無制限 |
88モバイルは価格で言えばWi-Fiレンタルサービスの中で一番安いです。
旅行の予算的に余裕がない、あまりWi-Fiにお金を使いたくない場合はおすすめです。
レンタルWi-Fiの利用に向いてる人
レンタルWi-Fiの利用に向いてる人の特徴を紹介します。
自分がWi-Fiをレンタルする必要があるのかを確認しましょう。
レンタルWi-Fiの利用に向いてる人の特徴は以下の3つです。
1つずつ解説します。
1.頻繁に旅行する人
レンタルWi-Fiは、頻繁に旅行する人にとって有効です。
Wi-Fiをレンタルすることで、通信量が多くなって携帯料金が高くなるよりも安くすみます。
旅行をすること自体お金がかかることなので、少しでも安く済ませたい人はWi-Fiのレンタルを検討しましょう。
2.一時的に高速通信が必要な人
レンタルWi-Fiは、一時的に高速通信が必要な人にとって有効です。
引っ越し時や一時的な仕事の場所変更など、短期間だけ高速通信が必要な場合に適しています。
引っ越しで固定回線の開通を待つ間の代替手段としても有効です。
レンタルWi-Fiは即日でレンタルできるため、緊急時に対応できる点が役に立つでしょう。
3.複数のデバイスを使う人
レンタルWi-Fiは複数のデバイスを使う人にとっても有効です。
スマートフォンだけでなく、パソコンやタブレットも同時に接続したい人にとって、旅先で1つの端末で接続できるのは便利です。
旅先で接続する予定の機材を整理した上で、Wi-Fiのレンタルを検討しましょう。
レンタルWi-Fiの利用に向いてない人
向いてる人に続いて、レンタルWi-Fiの利用に向いていない人も紹介します。
自分がレンタルWi-Fiが必要かどうか確認した上で、Wi-Fiのレンタルを検討しましょう。
レンタルWi-Fiの利用に向いていない人の特徴は、以下の3つです。
1つずつ解説します。
1.固定回線が整っている人
自宅や職場に高速で安定した回線があり、外出時も携帯電話のデータ通信で十分な人は、レンタルWi-Fiの必要がないでしょう。
しかし、旅先のホテルのWi-Fiが高速で安定しているかどうかは、行ってみないとわかりません。
旅先での不安を軽減させる意味でも、Wi-Fiのレンタルをおすすめします。
旅先での不安は1つでも減らしたいですよね。
2.データ利用量が少ない人
SNSやメールチェック程度の軽い使用で、大容量のデータ通信を必要としない人は、携帯電話の通信プランで十分でしょう。
しかし、旅行の場合は非日常なのもあって、いつもよりデータ通信を多く使う可能性があります。
旅先で低速状態になってストレスを感じるよりも、もしものときに備えてWi-Fiをレンタルすることをおすすめします。
3.公衆のWi-Fiでも気にせず利用する人
カフェやホテルなどの公衆Wi-Fiを利用することに抵抗がない人は、レンタルWi-Fiを必要としないかもしれません。
個人的な旅行は問題ないですが、仕事で出張をしている場合は公衆のWi-Fiを避けましょう。
携帯のデータを使ってパソコンで作業することもできますが、その場合携帯料金が高くなってしまいます。
安全面と金銭面で考えて、Wi-Fiをレンタルしたほうが最終的に安く安全にすむでしょう。
国内の空港別でレンタルできるWi-Fi
レンタルWi-Fiは郵送で送ってもらえますが、空港で受け取れるものもあります。
国内旅行でよく使われる空港5つでどのようなWi-Fiがレンタルできるのか紹介します。
レンタルWi-Fiの種類を紹介するのは以下の5つです。
1つずつ紹介します。
1.沖縄県・那覇空港
那覇空港はWi-Ho!のWi-Fiをレンタルするのがおすすめです。
Wi-Ho!は沖縄専用のプランがあり、24時間の受取カウンターがあります。
沖縄へ旅行する際はWi-Ho!のWi-Fiをレンタルしましょう。
2.北海道・新千歳空港
新千歳空港はグローバルWi-Fiのレンタルがおすすめです。
グローバルWi-Fiは国内最大手のサービスで、24時間365日のサポート体制があります。
北海道に旅行する際はグローバルWi-Fiのレンタルを検討しましょう。
3.福岡県・福岡空港
福岡空港はJetfiのレンタルWi-Fiがおすすめです。
JetfiのWi-Fiは九州全域をカバーしており、多言語対応のカスタマーサポートが備わっています。
九州の玄関口とも言われる福岡空港を利用する場合は、JetfiのWi-Fiをレンタルしましょう。
4.京都/大阪府・関西国際空港
関西国際空港はWi-Ho!のレンタルWi-Fiをおすすめします。
Wi-Ho!は関西エリア専用のプランがあるため、複数の県の旅行に対応しています。
また、長期間のプランもあるため、関西全体を数日かけて旅行する場合は有効です。
5.長崎県・長崎空港
長崎空港はWi-Ho!のレンタルWi-Fiがおすすめです。
Wi-Ho!は九州プランがあるため、長崎市だけでなく九州全体で使えます。
長期プランもあるため、九州地方を数日かけて旅行する場合はWi-Ho!のWi-Fiをレンタルしましょう。
国内のレンタルWi-Fiに関するよくある質問
国内のレンタルWi-Fiに関するよくある質問を紹介します。
国内旅行でWi-Fiをレンタルする際の参考にしましょう。
レンタルWi-Fiでよくある質問は以下の3つです。
1つずつ解説します。
1.レンタルWi-Fiでどこまでのことができる?
レンタルWi-Fiは携帯の通信や動画の視聴などの一般的な使い方は問題なくできます。
しかし、レンタルWi-Fiは場所や時間帯によって通信速度が変動するので、固定回線よりは安定していません。
レンタルWi-Fiはあくまで出張や旅行などの一時的に必要なときだけレンタルをするのが適切でしょう。
2.レンタルWi-Fiはレンタル日数が過ぎるとどうなる?
レンタルWi-Fiのレンタル期間が過ぎた場合、プランによって違いますが、自動で追加料金をとられるか通信が停止されます。
自動で追加料金がかかるプランの場合は計画的にレンタルWi-Fiを使わないと、高額な請求をされてしまいます。
知らない間に使いすぎて高額な請求が来る事態を防ぐためには、料金プランをよく理解しておくことが必要です。
3.レンタルWi-Fiはそのまま買い取りできる?
レンタルWi-Fiの買い取りは基本的にできません。
特定の条件で買取りを認めている会社もあるが、買い取る料金より定期的にレンタルするほうが安くすみます。
レンタルWi-Fiを買い取るよりも、ポケット型Wi-Fiを契約したほうが適切です。
まとめ
インターネットが普及した今、Wi-Fiは必需品です。
しかし、旅先や出張先で公衆のWi-Fiを使うのは安全性の面で危険です。
レンタルWi-Fiは短期から長期まで幅広いプランを備えているため、自分にあったプランでWi-Fiをレンタルしましょう。