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通信系メディアディレクター 毛利浩一郎
TripWiFiは、利用者から高い評価を受けており、海外でも安心して使える便利なモバイルWiFiです。しかし、誰にでもおすすめというわけではなく、TripWiFiを購入すべき人の特徴があります。
この記事では、TripWiFiの特徴や料金プラン、実際の利用者の評価などを詳しく解説します。TripWiFiのメリット・デメリットもわかりやすく紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
とくに海外でのWiFi利用を考えている方には、今回の記事は必見です!
料金(税込) | 通信容量 | 通信速度(下り最大) | 詳細 | |
TripWiFi | 19,580円〜 | 1日1GB〜 | 150Mbps | TripWiFiの詳細を見る |
ギガセットWiFi |
20,480円〜 | 10〜100GB | 150Mbps | ギガセットWiFiの詳細を見る |
ネオチャージWiFi |
初期費用:25,000円 | 100GB | 150Mbps | ネオチャージWiFiの詳細を見る |
TripWiFiとは?おもな特徴
TripWiFiは、ギミット株式会社が提供するモバイルWi-Fiサービスで、特に旅行者やビジネスマンに人気があります。このサービスは、使いたい時だけデータをチャージして利用できるため、無駄なコストを削減しながらのインターネット接続が可能です。
TripWiFiには、おもに以下の特徴があります。
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
基本料金が無料
TripWiFiの最大の特徴は、基本料金が無料であることです。モバイルWi-Fiサービスには通常月額料金がかかりますが、TripWiFiは必要な時にデータをチャージする仕組みを採用しているため、月額の固定費用が一切発生しません。
普段は自宅のWi-Fiを利用し、旅行や出張のときのみモバイルWi-Fiが必要な人にとっては、基本料金がかからないことは経済面でメリットです。
一定期間使用しない場合でも月額料金が発生しないため、コストパフォーマンスが高いサービスと言えます。
クラウドSIM対応
TripWiFiはクラウドSIM技術を採用しており、利用場所に応じて最適な通信キャリアの回線に自動で接続します。
クラウドSIMとは、物理的なSIMカードを必要とせず、クラウド上で管理される複数のSIMプロファイルから最適なものを選択して接続する技術です。
具体的には、日本国内ではドコモ・au・ソフトバンクの主要キャリアの回線を利用できるため、都市部から地方まで広いエリアでインターネット接続が可能です。
多様な料金プラン
TripWiFiは、利用者のニーズに合わせた多様な料金プランを提供しています。
国内プランでは、1GB、3GB、7GBの3つのプランがあり、必要に応じてデータ容量を選ぶことができます。
ギガプラン・利用可能日数 | 料金 |
1GB・30日間 | 500円 |
3GB・30日間 | 980円 |
7GB・30日間 | 1,980円 |
海外プランも充実しており、用意されているのは1GBを7日間利用できるプランです。料金は地域によって異なり、アジア・ヨーロッパ・アメリカなど、旅行先に応じて適切なプランを選ぶことができます。
これにより、コストを抑えながら必要なデータ量を確保することができます。
契約期間の縛りなし
TripWiFiのもう一つの大きな特徴は、契約期間の縛りがないことです。
通常のモバイルWi-Fiサービスでは、契約期間が定められており、途中解約には違約金が発生することが一般的です。
しかし、TripWiFiでは契約期間の制約がなく、必要な時に契約を開始し、不要になればすぐに解約することができます。
季節限定の利用や、特定のイベントの期間中だけの契約もできます。解約が自由にできるのは、使い勝手がよいと言えるでしょう。
海外での利用が便利
TripWiFiは、特に海外での利用が非常に便利です。専用アプリからデータチャージを行うだけで、設定不要でそのまま利用開始できます。
TripWiFiは世界106ヶ国で利用可能で、広範囲のエリアをカバーしています。現地のキャリアの電波を利用し、高い通信品質が保たれた状態でインターネット利用が可能です。
次は、TripWiFiの評判について詳しく見ていきましょう。
TripWiFiの評判は?利用者からのレビュー
TripWiFiの評判とレビューについて詳しく検証していきましょう。
TripWiFiの良い評判・レビュー
利用者の声として、開通が簡単、国内外にも対応している点が高い評価を得ています。
しかし、すべてのユーザーから満足を得ているわけではありません。バッテリーの減りが早い、使えない地域があるなどの声も上がっています。
次は、利用者からの悪い評判についても見ていきましょう。
TripWiFiの悪い評判・レビュー
悪い評判として、特定の地域では繋がらないとの声が上がっています。
また、大容量のギガプランが用意されていないとのレビューも寄せられていました。
あくまで参考の一つとして、どのような場面で使用するかを踏まえて判断してください。
TripWiFiのメリット・デメリット
TripWiFiには、多くのメリットといくつかのデメリットがあります。
自分のニーズに最適なサービスかどうかを判断するために、これらのポイントを詳しく見ていきましょう。
メリット1:簡単な設定と使いやすさ
TripWiFiの設定は非常に簡単で、初めての利用者でもすぐに使い始めることができます。専用のスマホアプリを使って、QRコードを読み取るだけで初期設定が完了します。
アプリからデータチャージも簡単に行えるため、複雑な設定や操作は一切不要です。
また、設定後は自動的に最適なキャリアに接続してくれるクラウドSIM技術を採用しているため、どこでも安心して利用できます。
メリット2:契約手数料・解約手数料が無料
通常のモバイルWi-Fiサービスでは契約手数料や解約手数料がかかる場合が多いですが、TripWiFiはこれらの手数料が一切かかりません。契約時の初期費用を抑えたい人や、気軽に試してみたい人にとって大きなメリットです。
解約時も手数料が発生しないため、利用しなくなった時にすぐに契約を終了でき、無駄な費用をかけずに済みます。
メリット3:解約時に端末の返却が不要
TripWiFiの端末は購入制であるため、レンタルWi-Fiとは異なり、利用終了後に端末を返却する必要がありません。これにより、返却の際に発生しうる紛失のリスクを心配する必要がなく、ストレスフリーで利用できます。
端末を自分のものとして所有できるため、次回の利用時もすぐに使える点が便利です。
続いて、購入前に知っておくべきデメリットをまとめて解説します。
デメリット1:大容量プランがない
TripWiFiの提供するデータプランは最大でも7GBと限られています。このため、動画のストリーミングやオンラインゲームなど、大容量のデータを頻繁に使用するユーザーには物足りないかもしれません。
とくに日常的に大量のデータを消費する人にとっては、追加チャージを頻繁に行わなければならず、コストがかさむ可能性があります。
デメリット2:端末の初期費用19,580円がかかる
TripWiFiを利用するには、初期費用として端末購入費用の19,580円(税込)が必要です。この費用は一括払いのみで、分割払いのオプションがないため、初期投資としては高額になります。
とくに短期利用を考えている人にとっては、この初期費用が大きな負担となる可能性があります。
デメリット3:購入データに30日の使用期限がある
TripWiFiのチャージ用データを購入後、30日以内に使用しなければなりません。期限を過ぎると未使用のデータは失効してしまうため、計画的にデータを消費する必要があります。
とくに、使用頻度が低いユーザーにとっては、使い切れないデータが無駄になってしまうでしょう。
このように、TripWiFiには多くのメリットがありますが、利用者の使用状況やニーズに応じてデメリットも存在します。
TripWiFiはこんな人におすすめ!購入すべき人の特徴
TripWiFiは、多様なニーズに対応できるモバイルWi-Fiサービスですが、とくに以下のような人々におすすめです。
購入すべき人の特徴を詳しく見ていきましょう。
頻繁に海外旅行や出張をする人
TripWiFiは、世界106ヶ国で利用可能であり、海外旅行や出張が多い人にとって便利なツールです。専用アプリを使って簡単にデータチャージができるため、現地での通信環境を確保するのに最適です。
旅行先でのインターネット接続がスムーズで、SIMカードの差し替えや複雑な設定が不要な点が魅力と言えます。
月々の固定費を抑えたい人
TripWiFiは基本料金が無料で、使った分だけ料金を支払う仕組みです。これにより、月々の通信費を抑えたい人にとって理想的な選択肢となります。
普段は自宅のWi-Fiを利用し、必要な時にだけデータチャージを行うことで、無駄な支出を避けることができます。
契約期間の縛りを嫌う人
契約期間の縛りがなく、解約手数料も発生しないため、長期的な契約を避けたい人にもおすすめです。
これにより、必要な時だけ使いたい人や、ライフスタイルの変化に応じて契約を変更したい人にも適しています。
簡単な設定で使いたい人
TripWiFiは、簡単な設定で誰でもすぐに利用を開始できます。専用アプリを使ってQRコードを読み取るだけで初期設定が完了し、すぐにインターネット接続が可能です。
たとえば、高齢者やITに詳しくない人でも、簡単に設定ができるため、家族全員で使いやすいと言えるでしょう。
これらの特徴を持つ人にとって、TripWiFiは便利でコストパフォーマンスの高いモバイルWiFiサービスです。
TripWiFiの海外での利用方法と注意点
TripWiFiは、海外旅行や出張時に非常に便利なモバイルWi-Fiサービスです。特に、専用アプリを通じて簡単にデータチャージができるため、設定や使用が非常にスムーズです。しかし、海外で利用する際にはいくつかの注意点があります。
具体的な利用方法と注意点を詳しく解説します。
TripWiFiの海外での利用方法
海外でTripWiFiを利用する際の手順は簡単で、利用手順は以下の通りです。
1.アプリをダウンロードしアカウント作成
渡航前にTripWiFiの専用アプリをダウンロードし、アカウントを作成します。
これにより、現地でスムーズにデータチャージが可能です。
2.現地でデータチャージ
旅行先に到着したら、アプリを開き、利用する地域のデータプランを選択してチャージします。
たとえば、アジアでは1GBが500円から利用可能です。
3.Wi-Fiルーターを起動
データチャージが完了したら、TripWiFiのルーターを起動します。
自動的に現地の最適な通信キャリアに接続され、すぐにインターネットを利用できます。
とくに7日以内の短期間の旅行・出張であれば、すぐに使えるTripWiFiは選択肢の一つになるでしょう。
TripWiFiを海外で利用する場合の注意点
利用開始は簡単なTripWiFiですが、海外でTripWiFiを利用する際には、以下の注意点に気をつける必要があります。
注意点①:国によって1GBの購入料金が違う
TripWiFiのデータプランは地域・国ごとによって料金が異なります。
地域 | 1GBの料金 |
アジア | 500円~1,400円 |
ヨーロッパ | 1,000円~1,700円 |
アメリカ・中南米 | 1,000円~2,500円 |
オセアニア | 1,100円 |
アフリカ | 1,000円~2,500円 |
旅行前に目的地のデータ料金を確認し、予算に合わせてデータプランを選ぶことが重要です。
注意点②:1GBの7日間の使い切り方式
TripWiFiの海外プランは、1GBを7日間で使い切る方式となっています。
7日間で1GBというデータ量は、メールの確認やSNSの利用には十分ですが、動画のストリーミングや大容量のファイルダウンロードには不足する場合があります。
利用するデータ量を考慮し、不足した場合は都度、追加チャージを行うことが必要です。
注意点③:現地の充電環境に合わせた準備が必要
海外でTripWiFiを利用する際には、現地の電源プラグや電圧に対応した変換アダプターや充電ケーブルを準備することが必要です。
各国の電源プラグの形状や電圧は異なるため、適切なアダプターを持参しないとWi-Fiルーターを充電できない可能性がありますので、注意しましょう。
これらの注意点を守ることで、海外でも快適にTripWiFiを利用することができます。
まとめ:TripWiFiで国内外でのインターネットライフを
TripWiFiは、基本料金が無料で、使いたい時に必要なデータ量だけをチャージするという柔軟な利用方法が特徴です。クラウドSIM対応で、日本国内外問わず広範囲で安定した通信が可能なため、旅行や出張が多い人にはおすすめできます。
一方で、大容量プランがないことや端末の初期費用がかかる点など、デメリットもあります。デメリットを理解したうえで、自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶことで、快適なインターネットライフを送ることができるでしょう。
国内外問わず、インターネット接続が必要な方にTripWiFiの特徴を理解できるように、本記事で詳しく解説しました。
どうぞ本記事を参考に、TripWiFiの利用をご検討いただければ幸いです。