ホームルーターの速度を比較!ドコモ・WiMAX・auの実測とおすすめ端末を徹底解説【2025年】

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通信系メディアディレクター 毛利浩一郎

引っ越しや転勤などでインターネットの利用環境が変わるとき、工事不要ですぐ使えるホームルーターはとても便利です。しかし、選ぶ機種やサービスによって通信速度や安定性には大きな差があります。

本記事では、ドコモ・WiMAX・auといった主要サービスの実測データを比較し、2025年におすすめできるホームルーターを詳しく解説します。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

【2025年最新】ホームルーターの速度実測を比較|ドコモ・WiMAX・au

【2025年最新】ホームルーターの速度実測を比較|ドコモ・WiMAX・au

ホームルーターを選ぶ際、最も重要なポイントの一つが「実際にどのくらいの速度が出るか」です。カタログ上の最大速度ではなく、利用者の実測値を基に比較することで、より現実的な選び方ができます。

ここでは、ドコモ、WiMAX、auの主要3サービスについて、最新の実測データをもとに速度や安定性を紹介します。

サービス名 平均下り速度 平均上り速度 平均Ping値 測定件数
ドコモ home 5G 189.79Mbps 18.66Mbps 43.12ms 162,406件
WiMAX(Speed Wi-Fi HOME 5G L13) 202.0Mbps 28.38Mbps 42.73ms 18,138件
au(Speed Wi-Fi HOME 5G L12) 452.79Mbps 71.59Mbps 39.0ms 20,544件

参考:みんなのネット回線速度

ドコモ home 5G の実測速度と評判

ドコモの「home 5G」は、全国的に安定した通信速度が得られるホームルーターです。平均下り速度は約190〜214Mbps、上り速度は約19Mbps前後、Ping値は40ms台と、動画視聴やオンライン会議など日常利用には十分な性能を備えています。特に都市部では、より高速な通信環境であることが期待されるため、利便性も高いです。

ユーザーからは「設置が簡単で、届いたその日から使えた」「ストリーミングも安定している」といった評価が多く寄せられています。ただし、夜間など利用者が集中する時間帯には、通信速度が一時的に低下することもあるため注意が必要です。

WiMAX ホームルーターの速度と通信エリア

WiMAXの「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」は、平均下り速度が約202Mbps、上り速度が約28Mbps、Ping値が約43msと、高速通信が可能です。特に5Gエリア内では、さらに高い速度が期待できます。

しかし、地域によっては通信速度にばらつきがあるため、事前にエリア確認を行うことが重要です。また、建物の構造や周囲の環境によっても電波の受信状況が変わるため、設置場所の工夫が求められます。

au ホームルーターの速度制限とその影響

auの「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」は、平均下り速度が約453Mbps、上り速度が約72Mbps、Ping値が約39msと、非常に高速な通信が可能です。特に大容量のデータ通信や高画質の動画視聴、オンラインゲームなどにも適しています。

ただし、一定の通信量を超えると速度制限がかかる場合があるため、ヘビーユーザーは注意が必要です。また、通信エリアによっては速度が低下することもあるため、事前の確認が推奨されます。

編集部
編集部

次に、おすすめのホームルーター機種について詳しく解説します。

おすすめのホームルーター機種【2025年版】

おすすめのホームルーター機種【2025年版】

ホームルーターを選ぶ際には、サービスだけでなく「端末」の性能も重要な要素です。同じ通信キャリアを使っていても、ルーター機種の違いによって速度や接続の安定性は大きく変わります。

ここでは、2025年におすすめのホームルーター機種を紹介し、それぞれの特徴や向いているユーザーについて解説します。

プロバイダ ドコモ home 5G HR02

ドコモhome5G

Speed Wi-Fi HOME 5G L13(WiMAX)

WiMAX

ソフトバンクエアー ターミナル6

ソフトバンクエアー

Rakuten Turbo 5G

月額料金
(税込)
4,950円〜 4,708円 4,950円〜 4,840円〜
下り最大 4.2Gbps 4.2Gbp 2.7Gbps 2.14Gbps
キャンペーン 最大15,000円キャッシュバック
dポイント最大22,000ptプレゼント
16,000円キャッシュバック
初月0円
最大50,000円キャッシュバック 毎月1,000ポイント還元
&製品代実質0円
詳細

ドコモ home 5G HR02|工事不要で高速5G通信が手軽に使える

ドコモ home 5G HR02

出典:ドコモ home 5G HR02

ドコモが提供する「home 5G HR02」は、2023年登場のホームルーターで、安定性と通信性能のバランスが取れた人気モデルです。下り最大4.2Gbps/上り最大218Mbpsというハイスペックに加え、5G SA(スタンドアローン)にも対応しており、より快適な通信が期待できます。

Wi-Fi 6やビームフォーミングなどの機能も搭載されており、複数台の端末を接続しても通信が安定。実際のユーザーからは「動画視聴やオンライン会議が快適」「電源を入れるだけですぐ使える」といった評価が多く、ネット初心者にも扱いやすい設計です。

また、ドコモスマホとのセット利用で「home 5G セット割」が適用され、家族のスマホ代を節約できる点も見逃せません。月額料金は4,950円(税込)とシンプルで、追加費用なしで使い放題のデータ容量もうれしいポイントです。

ただし、提供エリアによって通信品質が異なる場合があるため、事前に対応エリアの確認は必須。また、混雑する時間帯には速度がやや低下することもあります。

こんな人におすすめ
  • ドコモユーザーでセット割を活用したい方
  • 工事不要ですぐ使えるネット回線を探している方
  • 複数端末を同時に快適に使いたい方

Speed Wi-Fi HOME 5G L13(WiMAX)|データ容量無制限&高性能でコスパ◎

Speed Wi-Fi HOME 5G L13(WiMAX)

出典:Speed Wi-Fi HOME 5G L13(WiMAX)

UQ WiMAXが提供する「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」は、2023年に発売された最新ホームルーターで、5G SA対応・Wi-Fi 6対応・最大128台接続と、家庭用ルーターとしては非常に高性能です。最大通信速度は下り4.2Gbps、上り286Mbpsと、他社ルーターと比べても遜色ないスペックを誇ります。

さらにデータ容量は基本的に無制限で、月間の速度制限は「プラスエリアモード」で30GBを超えた場合のみと、実質的に大容量通信が可能です。

また、設置工事が不要で即日インターネットが利用できる点も魅力。WiMAX回線だけでなく、au・UQ mobileとのセット割にも対応しており、通信費の節約にもつながります。ただし、エリアによって通信品質に差があるため、契約前にカバーエリアの確認が必要です。

こんな人におすすめ
  • 速度と容量の両立を重視したい方
  • WiMAX・au・UQ mobileユーザーでセット割を使いたい方
  • 工事不要ですぐに使い始めたい方

ソフトバンクエアー ターミナル6|高速通信&高機能で家族利用にも最適

ソフトバンクエアー ターミナル6

出典:ソフトバンクエアー ターミナル6

2025年におすすめのホームルーターの一つが、ソフトバンクが提供する「Airターミナル6」です。2024年11月に登場した本モデルは、最大下り速度2.7Gbpsとシリーズ最高の通信性能を誇り、Wi-Fi 7・6GHz帯に対応。最新スペックを求めるユーザーにとって、非常に魅力的な選択肢です。

加えて、128台まで同時接続できる性能や、メッシュWi-Fiの親機機能、バンドステアリングの搭載により、複数人での利用や広い住まいにも対応可能。家族での動画視聴、テレワーク、オンライン学習など、あらゆるシーンで安定した通信が期待できます。

料金は月額5,368円(税込)ですが、「デビュー割」の適用で月額418円引きとなり、実質4,950円に。さらに、ソフトバンクスマホとセットで利用すれば「おうち割 光セット」が適用され、スマホ代もお得になります。

ただし、4年未満で解約すると端末代の残債が発生するため、長期利用前提での契約がおすすめ。また、5Gの提供エリアや対応端末(Wi-Fi 7対応機器)の有無は事前に確認しておきましょう。

こんな人におすすめ
  • 最新の通信技術を試したい方
  • 家族で複数台接続する予定のある方
  • ソフトバンクのスマホを使っていて割引を活用したい方

Rakuten Turbo 5G|楽天モバイルが提供する低価格&高機能ホームルーター

Rakuten Turbo 5G

出典:Rakuten Turbo 5G

2025年におすすめのホームルーターの一つが、楽天モバイルが提供する「Rakuten Turbo 5G」です。最大下り速度2.1Gbps、Wi-Fi6対応、同時接続台数は最大128台と、基本性能は非常に高く、光回線の代替手段としても注目されています。

特筆すべきは、初月から6カ月間の月額料金が0円、その後も4,840円(税込)とコストパフォーマンスに優れている点です。端末価格は41,580円と手頃で、契約期間の縛りや解約金も一切ありません。楽天ポイントでの支払いにも対応しており、楽天経済圏のユーザーにとっては特に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

一方で、楽天の自社回線のみに対応しており、auのローミングエリア(パートナー回線)では利用できません。また、5Gのミリ波には非対応で、登録住所以外での利用も不可となっています。

さらに、契約を解除すると他社のSIMカードでは使用できない仕様のため、端末の再利用ができない点にも注意が必要です。

こんな人におすすめ
  • 楽天モバイルの5Gエリアに住んでいる方
  • 光回線が引けないが、通信速度に妥協したくない方
  • 楽天ポイントを活用して通信費を抑えたい方
  • 契約縛りや解約金のない柔軟なプランを探している方

ホームルーターと光回線・モバイルルーターの速度を比較

ホームルーターと光回線・モバイルルーターの速度を比較

インターネット回線を選ぶ際、「ホームルーター」「光回線」「モバイルルーター」の3つが主要な選択肢になります。それぞれにメリット・デメリットがあり、用途や環境によって最適な選択は異なります。

ここでは速度や安定性を中心に、3つの回線タイプを比較し、利用シーンごとの最適解を見ていきましょう。

ホームルーターと光回線の速度・安定性の違い

光回線は、自宅まで物理的に光ファイバーケーブルを引き込んで通信するため、最大1Gbps以上の高速通信と上下対称の安定した速度が得られるのが特徴です。実測値でも下り200〜600Mbpsと高水準で、オンライン会議や大容量ファイルのアップロードにも適しています。

一方、ホームルーターは携帯電話の電波を使った無線通信のため、周辺環境や電波状況によって通信品質が左右されやすい傾向があります。実測の下り速度は80〜160Mbps程度で、一般的なネット利用には十分ですが、アップロードやPingの安定性では光回線に劣る場面もあるでしょう。

項目 ホームルーター 光回線
下り通信速度(実測値) 80~160Mbps 200~600Mbps
通信の安定性 比較的安定(設置場所依存) 非常に安定
工事の有無 不要 必要
開通までの日数 翌日~1週間 2週間~2か月

参考:みんなのネット回線速度
参考:ホームルーターと光回線比較|カシワン

通信の安定性や速度重視であれば、やはり光回線が優位といえます。一方、工事不要ですぐ使いたい場合や引っ越しが多い人にはホームルーターが便利です。

ホームルーターとモバイルルーターの速度を比較

ホームルーターとモバイルルーターはいずれも携帯電話回線を利用した無線通信機器ですが、用途や性能に明確な違いがあります。

ホームルーターは屋内に据え置くタイプで、アンテナ性能が高く、5Gにも広く対応しているため、安定した通信環境を構築しやすいのが特長です。モバイルルーターはコンパクトな設計でバッテリー内蔵型が多く、外出先でも利用できる携帯性が強みです。

通信速度については、ホームルーターの方が高性能で、平均実測値でもモバイルルーターを上回ります。以下はそれぞれの特徴を比較した一覧です。

項目 ホームルーター モバイルルーター
下り通信速度(実測値) 90~170Mbps 10~110Mbps
通信の安定性 比較的安定(設置場所依存) 不安定(環境変動に弱い)
工事の有無 不要 不要
開通までの日数 翌日~1週間 即日~数日

参考:みんなのネット回線速度
参考:ホームルーターとモバイルルーター比較|INEブロードバンド

モバイルルーターは一時的な利用や外出先での接続に便利ですが、固定の自宅利用では、より安定して速度も出やすいホームルーターが優れています。動画視聴やオンライン会議など帯域を要する用途では、ホームルーターの方が快適です。

利用シーン別に見る最適な回線タイプ

自宅でのネット環境を快適に整えるには、利用目的に合った回線を選ぶことが大切です。以下は、代表的なシーン別に最適な回線タイプをまとめたものです。

利用シーン おすすめ回線タイプ 理由・解説
引っ越し先で急いで使いたい ホームルーター 工事不要で、端末が届けばすぐ使えるため、転居時や仮住まいでも便利。
オンラインゲームをしたい 光回線 Ping値が低く、通信の安定性が高い光回線がゲーム向き。リアルタイム性重視の用途に最適。
外出先でも使いたい モバイルルーター コンパクトで持ち運びしやすく、移動中や旅行先でも使える。
一人暮らしで動画視聴中心 ホームルーター/光回線 ホームルーターでも十分な速度が得られるが、安定性重視なら光回線も選択肢。
家族で複数人が同時に使う 光回線 高速・大容量通信に強く、複数台の同時接続でも安定。テレワーク・動画視聴にも対応。

このように、ネット回線は「どこで」「何に使うか」によって選ぶべきサービスが異なります。回線選びで失敗しないためにも、将来的な利用シーンや住環境の変化も視野に入れて検討すると良いでしょう。

複数人・在宅ワーク向けにはどちらが適しているか

家族での利用や在宅ワークにおいては、「安定した高速通信」が不可欠です。この点において、もっとも信頼性が高いのは光回線です。

特にZoomなどのビデオ会議、ファイル送受信、クラウド作業を頻繁に行う場合、光回線の上下対称の速度と低Pingが大きな安心材料となります。

ホームルーターでも在宅ワークは可能ですが、混雑する時間帯やエリアによっては速度低下が発生するリスクがあります。また、複数人での同時利用では速度の分散が起こりやすく、負荷がかかります。

編集部
編集部

よって、在宅ワークが長期化する環境であれば、光回線を検討することを強くおすすめします。

ホームルーターはどんな人に向いている?

ホームルーターはどんな人に向いている?

ホームルーターは、工事不要で設置も簡単なため、インターネット環境をすぐに整えたい人にとって有力な選択肢です。ただ、すべてのユーザーに最適というわけではなく、用途や生活スタイルによって向き不向きがあります。

ここでは、どのような人にホームルーターが特に適しているのかを具体的に解説します。

工事不要ですぐにネットを使いたい人

ホームルーターの最大のメリットは、工事不要で即日インターネットが使える点にあります。新生活や転勤などで引っ越したばかりのタイミングでも、電源を入れればすぐに接続が可能です。

これは、光回線のように開通工事を待つ必要がないため、急いでネット環境を整えたい人にとって大きな利点となります。

また、賃貸住宅やマンションで「工事ができない」「穴を開けたくない」といった制約がある場合でも、ホームルーターなら問題なく設置できます。

編集部
編集部

設置に特別な技術も不要なので、機械が苦手な人でも扱いやすいのが特徴です。

一人暮らしや二人暮らしなど利用人数が少ない家庭

ホームルーターは、同時接続数や通信帯域に制限があるため、大人数での利用には不向きな場面もあります。しかし、一人暮らしや二人暮らしといった少人数世帯であれば、十分に満足できる通信環境を提供してくれます。

特に、動画視聴、SNS、リモートワーク、ネットショッピングといった一般的な用途であれば、200〜400Mbpsの速度でも快適に利用可能です。さらに、Wi-Fi6対応機種を選べば、複数デバイスの同時接続も安定します。

月額料金をできるだけ抑えたい人

ホームルーターの料金は、月額3,000〜5,000円程度が相場です。これは光回線と大差ない水準ではありますが、工事費用がかからず、初期費用を抑えられる点が魅力です。また、キャンペーンやキャッシュバックなどを活用すれば、よりお得に導入できることもあります。

さらに、スマホとのセット割引が適用される場合も多く、ドコモ・au・ソフトバンクなどを使っている人は割引を受けられる可能性があります。とにかく初期費用を抑えたい、または一時的な利用を検討している人には、ホームルーターはコストパフォーマンスの高い選択です。

スマホのテザリング代わりに使いたい人

スマホのテザリングで自宅のネット環境をまかなっている人も多いですが、テザリングは通信容量やバッテリー消費の面で制約が大きく、常用には向きません。ホームルーターであれば、固定回線のように常時接続が可能で、スマホのデータ容量を気にせず使えるのが大きな利点です。

特に、スマホのギガ消費を抑えたい人や、複数の端末で同時にネットを使いたい人にとっては、ホームルーターの方が使い勝手が良いでしょう。

編集部
編集部

また、ルーター本体が高性能であれば、通信速度も安定し、PCやゲーム機でも問題なく使用できます。

ホームルーターの速度を上げる方法はありますか?

ホームルーターの速度を上げる方法はありますか?

ホームルーターの速度は、周囲の環境や設定によって大きく左右されます。「思ったより速度が出ない」「通信が不安定」という場合でも、いくつかの対策を講じることで改善できるケースは少なくありません。

ここでは、自宅でできるホームルーターの速度改善方法を4つ紹介します。

設置場所を変えてみる|電波の通りやすさを最適化

ホームルーターの速度が出ない原因の一つに、設置場所の問題があります。特に、電波の通りにくい壁の近くや家具の裏、床近くに置いている場合は、通信品質が大きく低下する恐れがあります。

そこで、おすすめの設置場所の特徴について、4つ挙げてみましたので、参考にしていただくと良いでしょう。

  • 窓の近く(屋外からの電波が届きやすい)
  • 床から1メートル以上の高さにある
  • 周囲に障害物が少ない
  • 電子レンジやコードレス電話など、電波干渉のある機器から離れている

対応バンドや周波数をルーター設定で確認する

ホームルーターは、複数の周波数帯(バンド)に対応していることが多く、通信状況に応じて自動で接続先を切り替えています。ただ、自動設定だけでは最適なバンドを選べないこともあり、速度が不安定になる原因になるでしょう。

ルーターの設定画面から、手動で使用バンドやチャネルを指定できる機種もあります。たとえば、2.4GHz帯は電波が遠くまで届きやすいものの干渉を受けやすく、5GHz帯は速度は速いが障害物に弱いという特徴があります。

編集部
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使用環境に合わせて適切な帯域を選択することで、通信品質を向上させることが可能です。

ファームウェアの更新や再起動を定期的に行う

ルーターのファームウェアは、通信の安定性や速度に影響を与える重要なソフトウェアです。定期的に更新することで、セキュリティ面の強化はもちろん、不具合の修正や速度改善の恩恵を受けることができるでしょう。

また、長時間稼働し続けているルーターは内部処理が不安定になることがあり、その影響で通信速度が落ちるケースもあります。週に一度程度の再起動を行うだけでも、動作がリフレッシュされ、安定性が向上します。

LANポートや中継機を活用して接続を強化する

Wi-Fi接続では限界がある場合、有線LANポートを利用することで通信が格段に安定します。特に、オンラインゲームや高画質の動画視聴を行う場合は、LANケーブルでの接続が理想的です。

また、家の構造上どうしても電波が届きにくい部屋がある場合は、中継機(Wi-Fiエクステンダー)を設置するのもおすすめです。親機からの電波を拾って増幅し、届きにくい場所まで通信を延ばすことができます。

中継機には、メッシュWi-Fi対応のものや専用アプリで設定できる機種もあり、手軽に導入できます。ルーターと中継機を組み合わせることで、家全体に安定した通信環境を構築できるようになるでしょう。

ホームルーターの速度に関するよくある質問

ホームルーターの速度に関するよくある質問

ホームルーターを検討する際、多くの人が疑問に感じるポイントがあります。通信速度の目安や選び方、モバイルルーターとの違い、購入とレンタルのどちらが得かどうかについて、ユーザーの視点からわかりやすく解説します。

ホームルーターはなぜ遅いのですか?

ホームルーターが遅いと感じる要因は複数あります。主な理由は、無線通信の特性による不安定さです。ホームルーターは携帯電話と同じモバイル回線を使用しているため、利用者が集中する時間帯や、基地局との距離、さらには建物の構造によって通信速度が低下する恐れがあるでしょう。

また、通信量の多い日が続くと回線業者から速度制限がかかることもあり、それによって急激に速度が落ちるケースもあります。その他、設置場所が悪いと電波の受信が弱くなり、通信速度が安定しない原因になります。

Wi-Fiは何Mbpsあれば早いですか?

インターネットの快適さは、利用するサービスに応じて必要な通信速度が異なります。たとえば、Webサイトの閲覧やSNSの使用では1〜10Mbps程度で十分ですが、YouTubeなどの動画視聴では5〜20Mbps、ZoomやTeamsを使ったビデオ会議では10〜25Mbpsほどの速度が望ましいとされています。

さらに、4K動画のストリーミングやオンラインゲームを快適に楽しみたい場合は、25〜50Mbps以上の速度があるとよいでしょう。つまり、自分がどのような用途でWi-Fiを使うかによって「速さ」の基準は変わるのです。

ルーターの速度はどうやって調べるのが正確ですか?

ルーターの速度を正確に知りたい場合は、速度測定ツールを活用するのが一般的です。代表的なツールには「Fast.com」や「USENスピードテストなどがあります。

測定時には、他の機器のWi-Fi接続を切って、できればルーターとパソコンを有線LANで接続して測ると、より正確な数値が得られます。また、時間帯や曜日によって速度が変動することもあるため、複数回測定して平均値を把握するとよいでしょう。

編集部
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測定結果をもとに、回線の契約内容や利用環境を見直すきっかけにもなります。

モバイルルーターとホームルーター、どちらが快適ですか?

どちらが快適かは、利用シーンによって異なります。ホームルーターは電源式で固定設置されるため、通信が安定しており、特に自宅での使用に向いているでしょう。高性能なアンテナを搭載しているモデルが多く、通信速度もモバイルルーターより高めに設計されています。

一方、モバイルルーターは小型で持ち運びができる反面、バッテリー駆動で長時間使用には向きませんし、通信の安定性も屋内では劣ることも。自宅中心で安定性を求めるならホームルーター、外出先で使いたいならモバイルルーターが適しています。

ルーターはレンタルと購入どちらが得ですか?

ルーターをレンタルにするか購入にするかは、利用期間や予算によって考えるのが良いです。短期間だけインターネットを使う予定であれば、初期費用を抑えられるレンタルが便利です。ルーターが故障した場合も、レンタルであれば無償交換に対応してもらえるケースが多いため、安心感があります。

一方で、長期間使うのであれば、ルーターを購入した方が結果的にコストを抑えられることが多いです。特に、契約年数に縛りがないプランと組み合わせると、自由度も高まります。

初期費用と長期的な維持費を比較して、自分に合った方法を選ぶとよいでしょう。

まとめ|ホームルーターの速度と選び方のポイント

ホームルーターは、工事不要ですぐ使える手軽さが魅力です。主要キャリアの最新機種では、実測で下り200Mbpsを超える速度もあり、動画視聴やテレワークにも十分対応できます。ただ、通信速度はエリアや時間帯で変動するため、実測データを確認して選ぶとよいでしょう。

光回線に比べて安定性は劣るものの、引っ越しや仮住まいでの利用には最適です。また、モバイルルーターよりも電波の受信性能が高く、家庭内での複数人利用にも向いています。

機種選びや設置方法によって通信品質はさらに向上するため、自分の利用スタイルに合わせて選びましょう。

 おすすめ光回線10選

※スクロールできます。

商材名
速度
実質月額(マンション)
実質月額(戸建て)
スマホ割
フレッツ光クロス申し込む
1091.89Mbps
5,791~6,671円
5,791~6,671円
×無し
GameWith光申し込む
680.02Mbps
5,867円
7,150円
×無し
NURO光申し込む
635.47Mbps
2,037~4,435円
4,435円
ソフトバンク
J:COM NET光申し込む
556.77Mbps
3,079円
3,189円
au/UQ mobile
auひかり申し込む
516.78Mbps
2,061円
3,158円
au/UQ mobile
enひかり申し込む
366.2Mbps
4,620円
5,720円
UQ mobile/ahamo/povo
ソフトバンク光申し込む
312.49Mbps
3,711円
5,445円
ソフトバンク/ワイモバイル
おてがる光申し込む
291.34Mbps
4,149円
5,188円
×無し
ドコモ光申し込む
267.37Mbps
4,069円
5,389円
ドコモ/irumo/eximo
フレッツ光ネクスト申し込む
253.41Mbps
-プランによる
-プランによる
×無し

※引用:202年3月時点のみんなのネット回線速度のデータ参照
※実質月額=(3年間の月額料金+初期費用・解約費用など-キャッシュバック)÷36ヶ月
※実質月額にはスマホセット割を含みません。